こんにちは。ちゅうぶるカメラの五味です。
今回は世界初ミラー固定式一眼レフのキヤノン
レリーズした瞬間もファインダー像が見える一眼レフというすぐれものです。
一眼レフの弱点と言われるレリーズ時のファインダー像の消失をなくすために半透明のミラーを使って、
ミラーを固定式にすればファインダーへの像をさえぎらないという発想です。
ミラーショックもないので手振れ防止にも役立ったということです。
このミラーをぺリクルミラーと呼んでいました。
この画期的な技術で世界初ミラー固定式一眼レフとなったぺリックスですが、
ちょっとここでちょっと疑問。
半透明ってことはファインダー像は暗くないの?フィルムに届く光はすくなくないの?
思いますよね。
フィルムに届く光はミラーの後ろにCdsがあって測光できましたのでいいのですが、
ファインダー像はやっぱり少し暗いです。(ちなみに測光は絞込み測光です)
しかし、多少暗くてもファインダー像が消えないということで、そのメリットは大きかったのでしょう。
1/3程度光量が減少していたとの事ですので、F1.2のレンズですとF1.4位となってしまいます。
最小絞り付近での撮影時は、絞り込まれた時にファインダー像が暗くなりますから
その点が結局弱点といえば弱点ですが、このカメラ、発売が1965年ということで、
40年も前にこれだけのカメラを創っていたことにびっくりします。
その後、ぺリックスQL、EOS
そうそうこのカメラはキヤノン初のTTL測光機でもありますので
歴史的意味も大きいカメラです。
中古市場でもあまり見かけませんが、コレクションにぜひ欲しい一台です。
この写真はぺリックスQL(1966年)です。

前回の終わりの画面サイズの話ですが、PEN判のことでした。
この話もいずれ…
カメラ修理.com
前回の読者コメントの中にイメージサークルという言葉が出てきました。
イメージサークルとはいったい何でしょう。
カメラのレンズは被写体の像を円形にフィルム上に写しますが、
その像はある直径の範囲を超えると焦点が甘くなり、暗くなってきます。
このシャープに像を結ぶ事が出来る範囲をイメージサークルといいます。

像を記録するフィルムの画面サイズは四角いので、
この図面サイズの四角がイメージサークルの範囲内に完全に含まれないと
フィルム上に画像が四角く写らず四隅が黒く欠けてしまいます。
では、35mm判の場合
四隅が欠けずに画面サイズいっぱいに写す為には
イメージサークルの直径は何mm以上必要でしょうか?
これは、24mmx36mmの対角線の長さ約43.2mm以上
ということになります。
ちなみに
6x7判など画面サイズが大きいものは、
それに合う大きなイメージサークルのレンズが必要となる為、
同じ焦点距離でもイメージサークルの小さい35mm判カメラ用レンズとは
兼用する事は出来ません。
この逆はレンズマウントを改造すれば可能です。
一般にイメージサークルは、
そのレンズの最小絞りで無限遠にピントを合わせた時の状態で
得られる結果をいいます。
【参考】
デジタルカメラは今までのフィルムの替わりにセンサーで像を記録します。
デジタル一眼レフに使われている多くのセンサーのサイズは35mm判サイズよりも小さいので、
レンズのイメージサークルも小さくてよく、レンズをデジタルカメラ専用にする事で
コンパクトな設計が可能です。
35mm判レンズの多くはマウントが合えばデジタル一眼でも使う事が出来ます。
画面サイズといえば大事な画面サイズを忘れていました。
次回はこの画面サイズのカメラについて書いてみたいと思っています。
さて、その図面サイズとは…
みなさんは何だと思いますか?
ぜひ、コメントで教えて下さい。
今回は古いカメラを使ってみたいという初心者の方からよく頂くご質問の中で
慣れないとわかりにくい「標準レンズ」のについてお話してみたいと思います。
まず、フィルムの大きさを表すときに、35mm判とか6x9判などと言いますが
この35mmとはいったいなんでしょう?
これはフィルムの1枚の大きさ(画面サイズ)が24mmx36mmのフィルムの事で
一般的に使われているカメラのフィルムと言えばこのサイズをいいます。
35mmはフィルム自体の幅です。
この35mmサイズの場合、画面サイズの対角線の長さは43mmとなります。
ちなみに6x9判とは6cmx9cmの画面サイズのことで、
対角線は100mmとなります。
フィルムの画面サイズの対角線とほぼ等しい長さ
(つまり35mm判であれば43mm、6x9判であれば100mm程度)の
焦点距離をもつレンズを「標準レンズ」と呼ぶのが一般的です。
それより短いものを「広角レンズ」、長いものを「望遠レンズ」といいますが、
その区切りはかなりあいまいです。
35mm判カメラの場合、43mmというレンズはあまりなく、
50mmレンズを標準レンズと呼んでいます。
画面サイズ 標準レンズ
35mm 50mm
6x6 80mm
6x7 90mm
6x9 100mm
それぞれの画面サイズのカメラを標準レンズを使い撮った場合に
被写体の写る範囲はほぼ同じとなる訳です。
35mm判では望遠になる100mmレンズは6x9では標準レンズなのです。
ちょっとややこしいですね。
「詳しくないのでうまく説明出来ないんですけど…
「どれどれ、ん?
「…。」
はじめまして
ちゅうぶるカメラサービスの五味と申します。
ご縁がございまして、カメラにいて書かせて頂く機会を頂きました。
たのしんで書いていきたいと思いますのでお付き合い頂ければ嬉しいです。
みなさまの思い出のカメラやご意見、ご感想などお気軽にコメント頂ければ幸いです。
さて、冒頭の会話ですが、
先日、実際に交わしたお客様との会話です。
この時期、卒業や入学、就職のお祝いにとご家族やご親戚、
知人からカメラを頂く方が多いのですが、それが最新デジタルとかではなく
古いカメラだったりするのです。
また、カメラをプレゼントされる方はマニアだったりしますので
こういう場合、結構ヴィンテージだったりするのです。
このブログで言うヴィンテージとは
年代的に概ね25年くらい以前のMF、メカシャター系の機種、
旧式ですが愛好家が多いとか、人気の高い機種などをひとくくりに考えています。
デジタルの時代だからこそ、懐かしい機種を毎回ご紹介できればと思います。
外国製につきましては私などが語るにはとても敷居が高いので
ほとんど登場しないかもしれませんが…
国産中心にピックアップしていきたいと思います。
ちなみに先のお客様のカメラは…
キヤノンⅥ

びっくりです。
1958年から発売された機種です。
確かに慣れないと巻き上げがわからないかも知れませんね。
当時としては迅速な巻き上げが可能なトリガー式と言われる方式が採用されています。
Ⅵ
この辺りのカメラはライカのM3に触発され作られた機種の
後継機種ですからいかにもと言った印象ですね。
ちょっと前から若い女性にヴィンテージは人気がありますから
ぜひ使いこなして欲しいものです。
しかし、この子たちにはこのカメラも「かわいい~」って感覚なんですね。
「かわいいですよねえ」って思わず合わせて言っちゃいました…。
ちゅうぶるカメラサービス


by nekotoile
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